園の特徴

カトリックの教えに基づいた教育

園の特徴

神さまはひとりひとりを愛され「命」をくださいました。
ひとりひとりが神さまに愛され生まれてきたかけがえのない存在です。
「あなたのままでいい!!」個人の存在を十分認めあう温かい環境のなかでイエス様の教え通りお友達をおもいやり「仲よく」すごします。

モンテッソーリに基づいた保育

園の特徴

子どもの姿をしっかりとらえ、その子どもの自発性を尊重し、子ども一人ひとりが豊かに自立・成長していく手助けをする教育方法です。
それは、上から教え込む「勉強」ではなく、いまその子どもの興味にそって様々な教具や教材を使うことにより子ども自身が豊かになっていくようお手伝いすることが「モンテッソーリ教育」です。
「おしごと」の時間では、お部屋に意図的に整えられた教具から「自由に選んで遊ぶ→繰り返す→集中する→達成感、満足感を味わった子→他児に伝えていく」この環境の中で自立心が培われ、優しい子どもへと育っていきます。

心と感性を育てる自然環境

園の特徴

心が一番動くこの幼児期にこそ豊かな感性の育む時! 大きな森あふれる豊かな自然の中で、思いっきり身体を使い、泥んこを触ったり、どんぐりを拾ってリスにあげたり、季節の作物(ぐみ さくらんぼ キウイ すもも 柿 渋柿 レモン きんかん さつまいも)を収穫したり、ダンゴ虫 バッタ ヤモリ セミなど虫取りをしたり、花のにおいをかいだり・・・・直接自然に触れ、五感に働きかける毎日の生活が心と感性を育てます。

モンテッソーリ教育への取り組み

日常生活

日常生活

  • 環境への配慮
    (運ぶ、せんたく、アイロンかけ、食卓の準備、物のかたづけ等)
  • 自己自身への配慮
    (衣服の着脱、手を洗う、髪をとかす等)
  • 社会性を身につける
    (あいさつ、物の受け渡し、戸の開閉等)
  • 洗練された指先を身につける
    (通す、分ける、切る、折る、貼る等)
  • 運動の調整を身につける

感覚教育

視覚、触覚、聴覚、嗅覚、味覚を使い、物の同一性、漸次性、識別、分類の力を養います。

感覚教育

言語教育

言語教育

  • 語彙の拡充
    話し言葉
    書き言葉
    読む
    その他

数教育

具体物から抽象へ、論理的な思考・数学的頭脳の育成を助けます。

数教育

文化教育

文化教育

  • 宗教
  • 地理・歴史
  • 自然科学
  • クッキング
    …クラス菜園で育てたものを収穫し、料理します。
  • 陶芸
  • 体育

※宗教、陶芸、図書室での本の読み聞かせは、専任講師が行います。

モンテッソーリ教育について

日常生活の練習

子どもが自立していくためにでてくる爆発的なエネルギーである「運動の敏感期」に対応する活動分野です。運動(動き)は日常の生活にちりばめられており、それらを実際の生活から抜き出して練習していきます。最終的には実生活で使えるように還元されていくものです。運動の敏感期は0歳から2歳半、3歳くらいまでの無意識になんでも吸収していく時期と、それ以降の意識の芽えの時期とにわけられます。この違いによって同じ「注ぐ」運動でも内容が異なってきます。

感覚教育

感覚教育の目的は①感覚器官の洗練 ②感覚体験の整理 ③ものを考える方法の獲得 の3つにあります。
「同じものがわかること(同一性=Pペアリング)」
「比較して順番にすること(順序性=Gグレーディング)」
「類別すること(集合=Sソーティング)」
モンテッソーリはこの3つを「知性」の働きと考えました。
感覚教具を通してこの3つの動作を行うことにより、子どもの知性がより覚醒され、感覚教育以降の知的教育分野へとつなげていこうと考えました。
子どもは「大小・長短・太短・軽重・明暗・濃淡・質感」など様々な概念を、自分の感覚を使って体験することで、バランスの取れた五感の発達を目指します。
自分自身の器官を使うことで、これらの概念をしっかりととらえていき、物事への理解力や学び方そのものが深まっていきます。

言語教育

子どもの言語発達は「名称(名詞)を知ることから始まり、性質に関する単語(形容詞)に移り、物の関係を表す単語(動詞・助詞)におよぶ」と言われています。絵カード・文字カードなどそれぞれの発達に即した教具を使い、ただ文字を書くだけのお勉強とは違って「聞く・話す・読む・書く」作業を通して語彙を豊かにすることを目指します。

数教育

「数教育」も「感覚教育」を基礎としており、算数のお勉強でよく想像される「教え主義」ではなく、感覚教育と同様に子どもの手や指や体全体(触覚・視覚・聴覚など)を通して感覚に訴えながら、子どもの中にある「数の敏感期」に対応していきます。具体的には、色・形・大きさ・重さ・手触りなどの感覚要素を使い、今まで「数値化されない量(感覚的な量)」として感じていたものから「数値化された量」へと移行していきます。系統化された多くの教具や実物を用いて、様々な量・数・重さなどを体感しながら図形や数、重さ、物の数え方などを学んでいきます。このように算数を体系的に学び、子どもが人格を形成するために必要な論理的に思考する力・理解力・判断力などを養うほか、知性を覚醒させることが最大の目的となっています。

文化教育

子どもは自分を取り巻くすべての環境に興味・探究心を持ちます。それは家庭や園の中にあるような身近なものから、地域・国・世界・宇宙を通してすべてのことが含まれます。歴史や地理、天文、地学、植物に関すること、生物に関すること、科学など、さまざまな学問の初歩に触れていくうちに自分の好きな物事に出会う喜びを知り、また、世界の国名と国旗、地名と地図の一致などを通し、いろいろな国や違った文化があることを意識できるようになります。